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[アウトドア技術] カメラ片手に旅にでる -菊坂から本郷、東京大学構内、弥生坂を明治の文豪気取りで歩いてみると…-

見慣れた街もカメラ片手に歩いてみれば、景色や人があちこちから語りかけてくるように見えるから不思議なもの。その時、感じた一瞬をどう表現するか。
街の空気、その時の印象がふわーっと開いてくるような瞬間。一緒に歩いていながら各自がまったく別の視点で切り取ってくる風景、講評会ではそんな各自の視点が見えてくるのが、また面白い。
受講者のレベルに応じた指導で楽しく写真のステップアップを目指します。
撮影会と講評会の2回講座。


[開講日]2008年5月24日(土)
[講 師]三浦 和人

●添乗記 報告者●加藤 亜里沙

東京って面白い! 普段通り過ぎてしまいそうな場所も、カメラ片手に面白いものを探しながらゆっくり歩くと、新しい発見が次々と見つかります。特に今回歩いた文京区の東京大学周辺は、明治時代に多くの文人が暮らした街。レトロな看板、なつかしい木造の家、樋口一葉が使っていたと言う井戸などなど。あちこちにフィルムに収めたい風景があり、講座中は「あっという間にフィルムがなくなっちゃったわー。」なんて声がたくさんあがっていました。

当日は皆で同じ場所を歩いたはずなのに、後日の講評会で一人一人の撮った写真を見てみると全然違う写真ばかりなのでこれまた面白い。同じ物を見ていても、人によって全然視点が違うんですね。ある古い建物があったとして、それをある人は至近距離から撮影し、ある人は空を大きく入れて撮影し、またある人は別の近代的な建物と対比させて撮影していました。

また、写真を見ていると、その人がどういうものに興味を持っているのかが見えてきます。人物を撮るのが好きな人、5月の豊かな緑を撮るのが好きな人、町並みを撮るのが好きな人…。興味の対象は様々ですが、やはり好きなものを撮った写真は生き生きとしていて、愛情が伝わってきます。ちなみに私は、昼食を食べたセイロンカレー屋さんで、参加者の方に「花ばかり撮っていますね。」と言い当てられてしまいました。

実は一眼レフを使って撮影するのは、私にとって今回がほとんど初めて。今まではデジタルカメラばかり使っていましたが、ファインダーを覗きながら構図を考え、焦点をあわせて絶妙なタイミングでシャッターを切る一眼レフの面白さに今回の講座ですっかりはまってしまいました。しかも、先生がまた褒めるのがうまいのです。一枚一枚の写真の良いところを引き出して下さり、もっとよくなるポイントを解説して下さるので、なんとなくその気になってしまいます。この講座は毎回のように参加されている方も多いのですが、参加者の皆さんがとっても親切であたたかいのもこの講座の特徴だと思います。新しい趣味を見つけたい方、写真の技術を向上させたい方、写真仲間を作りたい方は、ぜひこの講座に参加してみて下さい。一眼レフの魅力にハマること間違いなしです。

 

□■当日、一眼レフ初心者・加藤が撮影した写真と先生のコメント■□


  地中海沿いの建物のような鮮やかなブルーと、濃い青の自動販売機、そして赤いバラの花と緑のアジサイという色のコントラストに魅かれて撮った一枚。「いろんな色があって良いが、欲張りすぎずに、どれか深く興味を引かれたものに焦点を当てるともっと良くなる」とのアドバイス。


  「これがかの有名な東大赤門前!」と、有名な場所だからと何も考えずに撮った記念写真はみごとに見破られました。「赤門という事は分かるが、面白みがないので、赤門前にいる誰かに焦点を当てたり、赤門の後ろの近代的な建物と古い赤門を比較対照するようにしたりすると面白くなる」とのアドバイス。


  当日、にわかに一眼レフデビューをした私は、友達が中古で買った安物のカメラを借りていったのですが、この写真を見たとたん、先生はすぐにぴんときたようです。カメラの質が良くないことを…。写真の上の方に光が入りすぎてぼやけてしまっているのは、レンズのせいだそう。レンズ選びは重要ですね。
 

 

 

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