TOP > 開講記 > 自転車で往く

[アウトドア技術]自転車で往く -京都・梅三昧-
冬から春へと再生の季をかざる梅、神仏への初物の香華としてはまさにうってつけ。 早春の京都を自転車で往く梅三昧。 京都駅から渉成園、御苑、天満宮と雅な風情を楽しみ、街中でも静かなところに建つ 祐正寺を訪ねます。抜群のフットワークを発揮する自転車で早春の京都を廻る旅です。 時速約10kmのスピード、のんびりとKCTPスタッフの抜群のガイディングで梅づくしを楽しみます。

[開講日]2006年3月4日(土)
[講 師]多賀一雄
●添乗記 報告者●宮内

今回は参加者として初めて講座に参加してきました。前日まで雨が降ったりとちょっ とお天気が心配になりましたが、当日はさすが晴れ女!快晴でとっても気持ちいい一 日になりました。京都駅で参加の9名様とガイドさんと自転車に対面です。今回はイ チ参加者なのですが、前回ブータンツアーの添乗時にご一緒だったEさんも来て下さったので、久々の再会に嬉しいやら緊張するやら。主役の自転車はファミリータイプなのに8段階の切り替えが付いていて、とっても楽チンです。乗り心地が良い上に車体の色合いが素敵で、朱色や抹茶色と京都らしいこだわりが見える一品です。まずは東本願寺の横を通 り、渉成園で初めの梅を見つけます。池の鯉や鴨の夫婦もちょうどいい具合に私たちの前を横切って春らしい雰囲気が溢れた邸宅でした。東本願寺の別 邸と呼ばれているここ渉成園は普段からあまり人が大勢押しかけないので、京都駅から近いのにゆっくりとお庭を楽しむことが出来ます。

ほぼ1年ぶりくらいに自転車に乗った私は、信号で停まろうとして下り方を忘れて転 ぶはずかしい一場面もありましたが、徐々に自転車にもカラダが順応?!して、次の 祇園新橋に向かいました。車が多く通る通りは気をつけてこぎますが、スッと小さい 通りに入ると、京都の香りが強く感じられます。宮川町に入り、これぞ京都!という お茶屋さんが並ぶ場所に突入です。「SAYURI」という映画に出てくるお茶屋さんを始め、登場する歌舞練場や都をどりのポスターが映画の中にいるかのような感覚に陥ります。説明をガイドさんに受けているちょうどその時に、舞妓さんとお母さんがナント現われ、その後ろから映画の千代のような少女も「おかあさん、おねえさん 行ってらっしゃい」と挨拶をしに小走りで登場。もう、映画や小説そのもので、それだけで感動です。

オートバイよりも、もちろん自動車よりも小さい自転車は、京都の街中でも駐輪する のは楽チンです。みなそれぞれの自転車をノノノノノ←このようにとめる事が出来る ので、場所もとらずに置いておけます。京都のお寺などには駐輪場もありますので、 停めるところにも困りません。さて、お昼ご飯で立ち寄ったのは京都御所の近くの町 屋風のお店。私たち6名は中庭の見えるテーブルに座って、お昼ご飯が出てくるまで 自転車についてや、京都のまちについて色々ガイドさんと談話。私たちが座ったとこ ろの壁には床の間の跡があり、町屋の昔も見えました。

自転車に本当に久しぶりに乗ったので、昼食後あたりからサドルが尾てい骨に響き始 めました・・。モンゴルで馬に乗るときのように座り方を変えたり、立ちこぎをした りだましながら、京都御所の梅林を堪能し、次に向かったのは北の天満宮。梅園もあ と一歩という開花状況で残念でしたが、お茶屋さんで梅茶と梅餅(美味しい)をみんなで味わい、お参りも済ませて終点の京都駅に戻ろうとしていました。この北野天満宮が今回の行程で京都駅から一番遠い場所にあり、時計はすでに3時を回っています。 午後5時帰着の予定なので、各地でゆっくりしていた分、時間に間に合うのだろうか・ ・・体力はもつのかしら?!と皆さんで顔を見合わせる場面も。そんな時にガイドさんの心強い一言「京都は平坦のようで、違うんです。私たちは今日、京都駅から緩やかな坂を登ってきています。高低差では京都タワー(約130m)くらいもあるんですよ。 だから帰りは思ったよりも早く着きますよ。」なんと嬉しいアドバイス!気を持ち直してハンドルを握り締め、上七軒のお茶屋さんを抜け京都タワーのそびえる終点の京都駅を目指しました。なるほど帰りはこがなくても自転車はどんどん吸い込まれるように路を走り、予定時間ぴったりに戻ってきました。

一日自転車と付き合った濃い一日でした。心地よい疲れのせいで帰りの電車の中では ぐっすり。京都はもう何度も行っているので果たしてガイド付きのツアーはどんなも のなんだろうと思っていましたが、プロと回る京都はルートの取り方一つからして全 く違い、今まで回ったポイントポイントを路地でつなげて1本にしてくれた面 白い旅 になりました。遠方からだと1泊して、次の日はまたゆっくり京都を見てまわったり できる現地発着は良いなと思った風カルチャークラブの春の旅でした。

 

ページの先頭へ
ニュースプログラム開講記About us
サイトマップ
(c)2003 kaze-travel co.,ltd.
リンクはご自由にどうぞ