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[アウトドア技術]フライ・フィッシング実践 -遠野の川-
遠野の川は、御神体・早池峰山から流れ出て、「渓流の宝石」といわれるヤマメやイ ワナに命を吹き込む。そのすばやい身のこなしを手元に感じた時、自然と一体になる。 流れは清流でポイントは明確。ビギナーもベテランも楽しめる。遠野の川に精通 する ガイド陣が4名に1人同行し、当日の自然条件を見ながら、小回りのいいサポートを 致します。初心者の方にはロッド、リール、毛針のレンタルもあります。遠野でフラ イフィッシングを始めてみませんか?
ちょっと足を伸ばすと渓流
里にある川
●添乗記 [2005-06-03〜05開講]  報告者●嶋田

昨年の終了時、来年までに腕をあげておきます。と言ったかどうかはさておき、その 後、一度もロッドを握ることのないまま一年過ぎてしまった私を、今年も講師の村田 さんをはじめカムパネラのスタッフ、参加者の皆さんは暖かく迎えてくれました。
遠野の里川とも一年ぶりの再会です。盆地である遠野を流れる川はそれぞれが表情豊 か、ちょっと足を伸ばした山の渓流で覆いかぶさる木々の枝をよけながらロッドをあ やつった後、今度はゆるやかな里川の流れに身をまかせながらラインをたぐる。一日 あれば、移動しながら表情の違ういくつかの川で釣りを楽しめるのも遠野の魅力です。 夕方になると2〜3名ずつに分かれて、それぞれの川に散っていった面 々が、三々五々戻ってきます。宿である民宿わらべの裏にも、澄んだ小川が流れており、戻ってきてからも余った時間を楽しむようにロッドをふるう姿は毎年変わらない光景のひとつです。夜のそれぞれの釣果 報告では、釣れた魚の数や種類の話は皆さん案外しないもので、川の様子だとか、釣りの最中のそれぞれの人間模様(?)というか、この時、○○さんはこうだった的な話が多いのには、キャッチアンドリリースしてくるのなら、 話だけでも事細かに戦果を報告したくないのかな?と、はじめは不思議だったのですが、むしろそういう話のほうがいっそう鮮やかにその川の様子が目に浮かび、何匹釣ったかということよりも遠野の自然の中でフライフィッシングをすること自体を楽しんでおられる皆さんの姿が印象的でした。
そこに、地元を知り尽くし、その豊かな経験から味わい深いエピソードばかりが飛び だす村田さんの釣り話も加わり、夜も更けていきます。 明日も早いんですよね!? 皆さん!

昨年もそうでしたが、私にとってフライフィッシングは「格闘技」でした。 といっても魚との華麗なるファイトではなく、絡みあうライン(糸)、枝にひっかかるフライとの格闘です。はじめは、まったく勝負にならないくらい一人試合が続きます。渓流などでは、あせればあせるほど、ごうっという流れの音が耳に大きく響きます、観客のヤジに聞こえなくもない瞬間です。こうした格闘を乗り越えたとき、あの優雅なロッドとラインさばきでもってイワナやヤマメといった強敵と晴れて戦うこと が許されるのでしょう。と、書くとしんどいだけかと思われそうですが、川面 にフライ(擬似餌)をフワッと落としたい一心でとにかく夢中になって次の一投までがんばってしまう魅力がフライフィッシングにはあります。
とても周囲の自然を見ている余裕などなさそうと思いきや、あちこちにひっかかるフ ライが、視線を高い木々の枝だとか後ろの草むらに向けてくれることでその川の景色 が案外、頭に入ってたりするのもフライならではなのかもしれません!?

ちなみに、今年2回目の私は釣果はゼロ。昨年は、釣り上げこそ出来ませんでしたが 逃した獲物は大きかったなんて話も出来たのですが今回はまったくダメ。ところが、 このツアーが初めてのフライフィッシングというGさんは、なんと最終日に見事2 匹釣り上げたのです。この報告には参加者一同沸き立ち、皆さん我がことのように喜 ぶなかでの遠野駅解散となりました。

フライフィッシングを一度、体験してみたいという方、案外多いのではないでしょう か?村田さん、カムパネラのスタッフ、そしてフライフィッシャーである他の参加 者の皆さんがばっちりサポートしてくれる遠野で、ぜひフライフィッシングデビュー してみませんか!

 

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