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[特集・風]パラグライダー入門
パラグライダーは、空を飛ぶことができない人間を大空へ導いてくれる。 そして最も手軽にそして安全に空を飛ぶことができる翼。 落下傘の構造を持つが、高さの8倍も遠くへ飛ぶことができる。 講座では、パラグライダーについて、その構造と翼が滑空する原理から実際のフライトまでをおこなう。 「なぜ翼は飛ぶのか?」という素朴な疑問の答えが見つかる。科学で遊び、風に乗る。

 

 

 
 
 
●添乗記 [2004-04-17開講]  報告者●水野

二日間、見事な快晴と、風もフライトにちょうど良い条件に恵まれ、参加人数5人 (女性3名、男性2名)と少々寂しい講座ながら全員飛ぶことができ、大満足の二日間をすごすことができた。

初日、新富士駅から大迫力の富士山を眺めながら、朝霧のホテル(桜が咲いていた!)へ2時に到着。 早速、スカイ朝霧(パラグライダースクール)の練習ゾーンに向い、機体をひろげ簡単な説明を受け、なにはともあれ立ち上げの練習を開始する。 全員、初めてのことなので、なかなか立ち上がらず、機体と風に負けてしまう。 インストラクターが一人ひとりにヘルプをしてくれるが、テイクオフできた人はいない。 そのうち、夕方のフォローの風が吹いてきたためホテルに戻る。 温泉に浸かり、夕食後、西ヶ谷講師の机上講習。ビデオや風と翼の理論を聞き、就寝。

翌日は午前中、タンデムフライトをオプションで希望する2名のためと、どのような所からテイクオフするのかまた、 エキスパートのテイクオフとフライトを見学するため、標高1,100m地点へ向かう。途中、他の2名もタンデムフライトを希望したため、 計4名(女性3名)が挑戦することになった。テイクオフポイントは、見事に整備され、飛び出しポイントの目の前には大きな富士が立ちはだかる。 エキスパートたちは次々と飛び出し、サーマル(上昇気流)をつかみぐんぐんと上昇し、同じポイントを十数機がゆっくりと旋回している。 色とりどりの機体が青空と富士を背景に鳥のように飛んでいる。

緊張に顔をゆがめる我タンデムグループは、みな無口になり飛び出し(テイクオフ)を待っている。 全員インストラクターのリードで見事に飛び出し、約15分のフライト(標高差、約350m)を無事終えた。 ランディングポイントで再会すると、顔つきがまるで違っているのにびっくり。みんな素晴らしくいい顔つきになる。

昼から、下の練習ゾーンにてフライトの練習。昨日とはみな、動きが違う。自ら機体を片づけ、飛ぶ人のヘルプも積極的にこなし、 次第に風もよくなったため、一人が20mくらいのフライトに成功!。すると、次々にみんな飛ぶことができ、自然にガッツポーズと拍手がおき、インストラクターを含め全員にいいしれぬ満足感が沸く。

普通だと、2時間も練習をすると、へとへとになるのだが、なんとこのグループは延々、4時間もフライトに挑戦! そうとうに疲れているはずなのに、最後まで楽しそうに動きまわる。

新富士駅まで見送ると、なんとも奇妙な連帯感が感じられ、みんなフライト仲間とでもいうような気分で、別れを惜しんでいた。 久しぶりに、やった〜!というような講座を作ってくれた、西ヶ谷さんとインストラクターの文字さんに感謝、感謝。

 

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