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[実用・健康] 30種類の木を覚える -照葉樹林編

どんぐりの木。一年中こんもりと緑を繁らせている木。鎮守の森。
こんなイメージの照葉樹を中心にした自然林の30種に挑戦です。
照葉樹の木々はどれも雰囲気が似ていて、これを正確に判別するにはコツがいる。
東海道沿線で唯一残存する照葉樹林・大磯高麗山の自然林(神奈川県の天然記念物指定)がフィールド。カゴノキ、モクレイシといったちょっと珍しい木々も顔を見せてくれます。


[開講日]2008年5月10日(土)
[講 師]城川 四郎

●添乗記 報告者●加藤 亜里沙

「30種類シリーズはかなりいいよ! 街を歩いていても、ついつい木や葉っぱに目が行くようになるよ!」以前この講座に同行したスタッフがこんな風に言っていたこの講座に、今回私も同行できる事になりとても楽しみにしていました。ところが、当日はあいにく朝から小雨。心配していましたが、いざ講座が始まって大きな照葉樹林の下に立ってみると、葉っぱが傘代わりになってくれてあまり濡れずにすみました。晴れた日に空に向かって伸びる木を眺めるのもいいですが、小雨の日に瑞々しく生命力にあふれた木を眺めると、緑がいちだんと濃く、また違う魅力がありました。

会場は神奈川県大磯の高麗山。当日は7名のご参加をいただき、午前10時から昼食をはさんで午後3時まで、一本一本の木をじっくりと観察しながら約30種類の木を学びました。参加者には講師の城川先生お手製の、木の名前と特徴が書かれたリストが配られます。そこに自分でも幹の模様や葉の形、触った時の葉の感触、匂いなどの情報を記入していきます。リストを手にした時は知っている名前が数えるほどしかなかったのに、帰るころにはいくつかの木を見ると名前と特徴が思い浮かぶまでになりました。

城川先生は、「高麗山の木」に限定せず、「木を見分ける時はこんなところに注目するとよい」というポイントを分かりやすく教えてくださるので、一度参加すると、どこへ行ってどんな木を見ても特徴をつかめるようになります。例えば、幹の模様はどうか・葉にギザギザがあるかどうか・葉脈はどうか・葉はつるつるかザラザラか・葉の色はどうかなど…。人間の指紋をよく見るとひとつひとつ違うように、木も一種一種ちゃんと違う特徴があるので、感動してしまいます。参加者の中には、「わー! かわいい木!」と言って、木に抱きついていらっしゃる方もおられました。

以前、スリランカで「カシューナッツの木」を初めて見た時、カシューナッツがウルシ科だと知らずに樹液に触れてかぶれてしまいました。それ以来、ウルシ科の木だけは判別できるようになりましたが、今回の講座のおかげでぐっと判別できる木の種類が増えました。植物園や公園に行くとよく木の名前のプレートがありますが、やはりルーペで葉の細かな毛を覗いてみたり、触れてみたり、匂いをかいでみたりして五感を通して体感してみてはじめて身体が覚えるように思います。1日で30種類全部は覚えられなくても、今回の講座をきっかけに、街歩きや山歩きをして木を見分けるのが楽しみになりました。木に注目して歩いてみると、いつも見ていた風景が少し違って見えてきますよ!

 

 

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